毒入り米 政府にこそ責任
輸入毒入り米が、病院や高齢者施設、保育園の給食用にまで使われていたことに、国民は強いショックを受けている。だが政府もマスコミも流通段階の責任に終始してきた。それが昨日あたりからや
っとマスコミが政府の責任を追及し始めた。
その流通については、最後の一粒まで追及しなければならない。これも政府の責任である。同時に年間77万トンもの外米を輸入してきた政府の責任、米の取り扱い業者の規制を撤廃し自由販売にしてしまった政府の責任が、今まで殆ど追及されてこなかったのは不思議である。
大企業の輸出の身代わりに毒入り米を輸入し、構造改革の名の下に流通業者も自由化してきたのは誰か。この責任を曖昧にしたままでは、流通の検証も曖昧のまま終わるにちがいない。入札の日付まで三笠フーズの都合を聞いて決めていたというから、監督官庁が聞いて呆れる。輸入した毒入り米を買ってくれるお得意さんが三笠フーズだったのだ。
事は国民の食の安全にかかわる問題である。今からでも遅くはない。責任の追求とあわせて、そのあり方についても徹底した検討が必要である。選挙をいつやるかより、国民の食の安全を確立することが最優先だ。政府と国会がその責任を早急に果たすことを強く求めたい。
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