戦争と地球温暖化
8月は戦争を思い起こす月です。6日と9日の原爆被爆の日、15日の終戦の日、どちらも日本だけでなく世界史の上でも忘れてはならない大切な月です。
同時に今年の8月は、地球環境の上から言ってもただならぬ気配が襲いつつある月でもあると思います。会う人ごとに「今年の夏はただごとじゃーないよ」「地球がほんとに壊れきてるんじゃない」という話が出ます。こちらも人類にとって忘れられぬ8月になるかも知れません。
私たちは温暖化というと、すぐにもくもくと煙を吐く工場や発電所を思い浮かべます。ささやかな家庭のエヤコンもです。ところが、温暖化防止の対象から外れた思わぬところに、大きな地球破壊の落とし穴があったのです。
アメリカのNGO(非政府組織)オイル・チェンジ・インターナショナルは、「イラク戦争と地球温暖化」という暫定報告書をまとめました。
報告書は、アメリカ主導の「イラクの自由作戦」で40億ガロン以上の燃料が消費され、3900万トンのCO2が排出されたとしています。これに加え爆発や油井の火災、家屋の破壊や再建などでも多量のCO2が発生。総計では1億4千万トンに及ぶCO2が発生したと推計しています。そしてこれは世
界の低開発国50カ国8億人の排出量に相当すると言うのです。
戦争は人間の命を奪うだけでなく、私たちの命の故郷地球の命も削りつつあるのですね。
この猛暑、雨が降るとすぐ大水になる最近の気象、これがイラク戦争とかかわっていようとは、本当に知らぬが仏でした。
戦争は、人間にとっても、地球(自然)にとっても敵なんですね。アメリカも早くそのことに気がついて欲しいです。急がないと大変です。
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