給食を汚染する構造改革

 Img_0354 子どもたちが大好きな厚焼き玉子やオムレツに、汚染米から作られたでんぷんが使われていたことが分り、大問題になっています。それも1校,2校という単位ではありません。何万食、何十万食という数です。

 何故こういう事件が起こるのか。その第一はこの欄でも何度も指摘してきた無用な外米の輸入です。次に問題なのは、給食の外部委託、民営化を推進する構造改革が給食を汚染しているということです。

 給食というのはもともとは、すべてそれぞれの学校や施設で作られてきたものです。それが構造改革で外部委託、民営化に変わってきたのです。私も永年学校に勤務してきましたが、給食に携わる栄養士さんや調理師さんは毎食の残量を調べ、材料や調理法の検討を行っていました。食材は出来るだけ作った人の顔が見える産直のものを使う努力もしていました。それを職員や父母の反対を押し切っImg_0355 て外部委託にしてしまったところが多くでています。今度起こった事件もこうした学校で起こっているのです。

 学校や保育園、病院や福祉施設はもともと大量生産にはなじまないところです。それを手作りは古い、経済効率が悪いと強引に構造改革を進めてきたまちがえが今はっきり証明されて来ているのです。

 今からでも遅くはありません。子ども一人ひとり、お年寄り一人ひとりを大切にする給食のあり方をもう一度徹底的に検討しなおす時です。国会でもぜひ取り上げてほしいと思います。国民の健康、安全、公衆衛生を守ることは国の責任なのですから(憲法25条)。

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